インドネシアのユスロン・イーザ・マヘンドラ駐日大使が14日、愛媛県庁を訪れ、中村時広知事と懇談した。ユスロン大使は姉妹都市提携などを提案し、交流促進を要望した。
 ユスロン大使は昨年10月の「サイクリングしまなみ」に参加し、来県は2回目。愛媛大のインドネシアの留学生は51人で、中国に次いで2番目に多い。懇談では、両国の結び付きが強まっていることに謝意を示した。
 人口増が続くインドネシアの発展に向け、ユスロン大使は「日本の資本や技術力が必要」と説明。中村知事は県内の農業機械メーカーや製紙会社による進出例を紹介するとともに、インドネシアの関心が高い県内の造船や関連技術の高さなどをアピールした。